腹圧性尿失禁の治療は、体操や薬を使用する「保存的治療」と、負担の少ない「手術療法」に分けられます。 尿もれが軽い場合には、体操や薬で改善されるので、保存的治療を行います。 骨盤底筋体操は、骨盤底の筋肉を強化します。 3ヶ月間くらい毎日続けると、尿もれの程度にもよりますが、尿もれが起こりにくくなります。 薬は、β2刺激薬が使用されます。 β2刺激薬は、骨盤底筋体操の効果が現れるまでの間に使用される薬で、尿道括約筋の収縮が強まり、尿もれが起こりにくくなるものです。 手術を希望しない患者さんが、長期間使用する場合もあります。 これらの保存的治療を行っても尿もれが改善しなかったり、重い尿もれの場合は、手術が検討されます。 腹圧性尿失禁の手術は多数ありますが、主に最近では、「TVT手術」が行われています。 従来の手術に比べ、患者さんへの負担が少なく、入院期間も3日間くらいです。...